眼球は、ロックウッド靱帯とよばれるハンモック上の靱帯によって、吊るされています。この、靱帯が年齢を重ねるとともに緩んでいき、眼球が下に下がっていきます。すると、眼球の下にある眼窩脂肪が圧迫され、前方に突出し下まぶたの組織を押し出すため、ふくらみがでて、くまとなるのです。

[125]眼球下垂による眼窩脂肪の突出
眼球を支えるロックウッド靱帯が緩み、眼球が下垂します。すると眼球下部の脂肪が圧迫され前方に飛び出しくまやたるみとなります。

[126]下まぶたの皮膚や眼輪筋等の緩み
下まぶたの皮膚、眼輪筋、眼輪隔膜などが緩み、それによって眼球下部の脂肪が前方に飛び出しくまやたるみとなります。

[127]頬の皮膚のたるみ
加齢とともに頬の皮膚が下垂し扁平化することで、下まぶたのふくらみがより強調され、くまやたるみとなります。

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